西部部会開催案内
2026年度(第32回)アジア経営学会西部部会 開催のお知らせ(会場確定版)
下記の通り、アジア経営学会第32回西部部会を龍谷大学深草キャンパスにて開催いたします。今回オンライン配信も行いますが報告者、討論者は対面です。部会終了後に懇親会を開催します。
会員の皆様のご参加をお待ち申し上げます。
◇期 日: 2026年4月25日(土)13:00-17:00
◇例会会場: 龍谷大学深草キャンパス
交通アクセス
JR奈良線「稲荷」駅下車、南西へ徒歩約8分
京阪本線「龍谷大前深草」駅下車、西へ徒歩約3分
京都市営地下鉄烏丸線「くいな橋」駅下車、東へ徒歩約7分
アクセスマップ、キャンパスマップ(下図)
◇報告資料
事前にメールでお知らせしたGoogle Driveにパスワード付きで収納されます。
※本部会用にWifiのゲストアカウントは作成していません。eduroamなどをご利用ください。
◇オンライン配信のURL
事前に会員向けメールでお知らせします。
◇西部理事・評議員懇談会(和顔館B110)
11:00~12:00
◇部会例会(報告:30分、コメント:5分、質疑・討論:15分)
12:15 受付開始
13:00 開会挨拶(第1会場のみ) 畠山 俊宏 開催校担当理事(龍谷大学)
第1会場(和顔館B110)
13:10 第1報告 馬 力 会員(大阪公立大学・院)
報告テーマ 「市場カテゴリー形成における批評家の多元化――中国における半調理食品(中国の
『預製菜』)論争の事例分析――」
討論者兼司会者 藤澤 武史 会員(関西学院大学)
14:00 第2報告 徐 鈺蕊 会員(立命館大学・院)
報告テーマ 「工業インターネットの発展と中国製造業の産業構造」
討論者兼司会者 韓 金江 会員 (岐阜協立大学)
14:50 休 憩
15:05 第3報告 高村 幸典 会員(桃山学院大学)
報告テーマ 「中国自動車会社の構造変化について」
討論者兼司会者 李 澤建 会員 (大阪産業大学)
15:55 第4報告 垣谷 幸介 会員(関西大学)
報告テーマ 「経営史は経営戦略に貢献できるか -トヨタ自動車の中国進出史を事例に-」
討論者兼司会者 塩地 洋 会員(京都大学・名)
16:50 閉会挨拶 藤澤 武史 会長(関西学院大学)
17:00 閉会
第2会場(和顔館B109)
13:10 第1報告 陳 祥 会員(九州産業大学・院)
報告テーマ 「戦略的CSRの視点からみたグローバル時代における企業の社会的価値創造プロセス」
討論者兼司会 鈴木 由紀子 会員 (日本大学)
14:00 第2報告 張 城源 会員(流通科学大学・院)
報告テーマ 「ホテル業界における『知識吸収能力』と『組織学習』による『組織類型』がイノベーション・
パフォーマンスに与える影響—定量分析および事例研究による考察—」
討論者兼司会者 四宮 由紀子 会員(近畿大学)
14:50 休憩
15:05 第3報告 中道 眞 会員(新潟薬科大学)
報告テーマ 「多国籍企業社会的責任論の現状と課題」
討論者兼司会者 木下 徹弘 会員(龍谷大学)
15:55 第4報告 下門 直人 会員(京都橘大学)
報告テーマ 「インドのミルク生産・流通と酪農業協同組合~COVID-19前後のグジャラート州酪連と
カルナータカ州酪連の比較を中心に~」
討論者兼司会者 カンデル ビシュワ 会員 (名古屋外国語大学)
16:50 閉会挨拶 中川涼司 西部部会担当理事(立命館大学)
17:00 閉会
17:30-19:30 懇親会
会場:4号館地下ラウンジ
参加申し込み方法:事前に Google Form からお申込み下さい。
https://forms.gle/3RDULQDrnewU3NxX8
懇親会費:懇親会費は会員資格問わず4000円(報告者は3000円)。
受付でお支払い下さい。
報告概要
第1会場第1報告(馬力報告)
本研究は、SNS時代の市場カテゴリー形成における批評家の役割を再検討する。中国の「預製菜」論争を分析し、インフルエンサーが専門知識による認知的正当性ではなく、拡散力を通じて潜在的スティグマを動員し、道徳的正当性に訴える撹乱者として機能することを明らかにする。さらに、短期的局面では拡散力に基づく言説が市場認識に強い影響を及ぼす非対称性を明らかにする。
第1会場第2報告(徐鈺蕊報告)
本報告は、中国の工業インターネットにおいて政府が期待する効果が十分に発揮していない要因を、技術水準の問題としてではなく、産業構造の側面から分析する。中国製造業に固有の生産プロセスの細分化や企業間分断構造が工業インターネットの機能実現を制約していることを明らかにする。
第1会場第3報告(高村幸典報告)
中国の新車販売台数においてEV等の新エネルギー車の比率は2025年には50%を超えた。これは世界新車販売台数における新エネルギー車の比率である31.9%を大きく超える比率である。中国において、ガソリン車を製造販売する自動車会社とEVを製造販売する自動車会社では、ひとくちに自動車といっても会社の構造が大きく異なる。その原因を探ると同時に今後の方向性について論じる。
第1会場第4報告(垣谷幸介報告)
本報告の出発点は,トヨタ自動車の中国進出の失敗とその挽回の経緯を辿ることによって,経営史は経営戦略立案に貢献できるかという疑問にある。トヨタの中国進出を振り返ると,当初一見不合理な経営判断があり,それをやがて挽回するという歴史が繰り返されている。ならば,その内在的論理を探索しそれを経営戦略に応用すれば,企業経営に貢献できるのではないか,それを解き明かす一つの試みである。
第2会場第1報告(陳祥報告)
本報告は、戦略的CSRの基本フレームワークの有効性を事例分析により検証し、社会的価値創造を企業行動の前提とする新たな企業活動プロセスを明らかにする。シャボン玉石けん株式会社および株式会社ファーストリテイリングの分析を通じ、価値創造型経営の実践可能性を示す。
第2会場第2報告(張城源報告)
本研究は、まず、中国の地方ホテルに対するアンケート調査データを用いた定量的な分析により、「知識吸収能力」と「組織学習」の2つの理論軸を統合した「組織類型モデル」を構築し、イノベーション停滞をもたらす構造を明らかにする。ついで、日本の星野リゾートと中国の四川省某県の事例分析を通じ、「組織類型」間の移動の動的プロセスとして、内発的な「事件駆動型」と外発的な「政府牽引型」という二つのプロセスがあることを明らかにする。
第2会場第3報告(中道眞報告)
多国籍企業の社会的責任に関する議論は、UNCTAD(国連貿易開発会議)から提起された多国籍企業の企業内取引による移転価格操作(Transfer Pricing)がどの程度先進国と途上国における支配的地位の濫用をもたらすかといった規制アプローチから自発的CSR等へと変遷を遂げている。本報告は、これら議論を整理・検討し、課題を提起したい。
第2会場第4報告(下門直人報告)
インドの酪農業協同組合は、生乳の生産・調達、そして最終製品である牛乳や乳製品の流通・販売において主要な役割を果たしている。インドの牛乳・乳製品市場において上位シェアを獲得しているのは、グジャラート州酪連やカルナータカ州酪連等の州の連合会組織である。ただ、COVID-19前後を境として、州内で生産された生乳の調達率を上げる酪農協がある一方で下げる酪農協も存在する。特に、市場シェア1位のグジャラート州酪連と2位のカルナータカ州酪連は対照的な動向を示している。
本報告では、インドの牛乳・乳製品市場において上位を占めるグジャラート州酪連とカルナータカ州酪連の比較検討を通じて、COVID-19後に酪農協の調達率が変化した要因について考察する。
開催校担当理事:畠山俊宏(龍谷大学)
西部部会プログラム担当理事:中川涼司(立命館大学)
連絡先:開催校に関することは hatakeyama(a)econ.ryukoku.ac.jp(畠山 俊宏)
プログラムに関することは rnt20014(a)ir.ritsumei.ac.jp (中川涼司)
※(a)を@に置き換えてください
